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小惑星探査機はやぶさ
Credit:
池下章裕MEFJAXA・ISAS
小惑星イトカワ
色彩を強調したカラー映像
Credit:提供JAXA
小惑星イトカワ
撮影日/2005年10月22日
距離4.4kmより
Credit:提供JAXA

☆ 小惑星探査機 「はやぶさ」 = MUSES-C =

2003年5月9日に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」は、

2004年5月に地球周回軌道から離脱(地球スウィングバイ)
イオンエンジンによる自律航行で約20億kmを旅した後。。。

2005年9月12日に目標の小惑星イトカワに到着しました。

それ以来、「はやぶさ」は、さまざまな位置・角度から イトカワの
素顔に迫る科学観測を行ってきました。

2005年11月20日と26日の2回、イトカワに着陸。
その後、離陸にも成功いたしました。

2007年4月、地球帰還に向けた本格巡航を開始。

2010年6月13日、日本時間23時頃、大気圏に再突入!

はやぶさ本体は燃え尽き。。。サンプルを入れたカプセルが地球に無事帰還しました。

着陸場所はオーストラリア・ウーメラ立入制限区域でした。

2010年6月14日午後、カプセルは無事回収された。



☆ 小惑星・イトカワ

日本のロケット開発の父である、故糸川英夫博士にちなんで「ITOKAWA」(イトカワ)と名付けられた小惑星です。

地球の軌道と似た軌道を周回しています。

大きさは、540m×270m×210mで 2つの大きな塊がくっついたような形をしています。

小惑星は惑星が誕生するころの記録を比較的よくとどめている化石のような天体だといわれています。

宇宙の謎を解く手がかりを得ることが期待されています

「はやぶさ」打ち上げ! 2003年5月9日13時29分

「はやぶさ」打ち上げ!
はやぶさ打ち上げ はやぶさ打ち上げ
鹿児島宇宙空間観測所(内之浦)
2003年5月9日13時29分
外部サイト「はやぶさ」物語へ
リンクします画像:『提供 JAXA』

小惑星「イトカワ」の姿 2005年9月12日イトカワに到達!

はやぶさが撮影した小惑星『イトカワ』
の画像集
=21分39秒=
小惑星イトカワ
画像:提供JAXA

「星の王子さまに会いに行きませんか」
ミリオンキャンペーン(主催:日本惑星協会・ISAS)に対して応募された149カ国 877、490人の署名が入れられたターゲットマーカー(着陸時の目印)は、2005年11月20日午前5時52分頃(日本時間)投下され、無事イトカワに到達いたしました。
このターゲットマーカーに導かれ、はやぶさは着陸を成功させました。

2010年6月13日 22時57分(日本時間)頃、発光が確認される

「はやぶさ」大気圏再突入 カプセルの回収
6月14日午後
はやぶさ大気圏再突入 はやぶさカプセル回収
NASA空中観察チーム撮影
出展元:JAXA
オーストラリア南部の砂漠に着地
小惑星探査機「 はやぶさ」はカプセルを放出後、底面にあるカメラを地球に向け最後の撮影に挑んだ。

大気圏突入の寸前に、最後の力を振り絞り自分が生まれた星「地球」を撮影した。

数枚の写真の中に、撮影に成功した一枚があった。

太陽に照らされて輝く地球の写真を送信してくれた。

この後「はやぶさ」は全ての役割を終え、大気圏へ突入し光となり燃え尽きた。。。

「はやぶさ」。。。ほんとうにお疲れ様でした。
はやぶさ最後の送信画像