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東日本大震災 / 放射線量と人体への影響

放射線を出す能力を放射能と呼び、放射能を持つ物質を放射性物質と呼ぶ。
これらの用語が混同されているので注意が必要である。文脈などからよく確認する必要がある。
放射能拡散予報情報
放射線量を測定する市民
放射線量比較図

放射線の計測単位を次に示す。

【Gy】グレイ
グレイは吸収した放射線のエネルギーの総量(吸収線量)を表す。表記はGyである。
1989年(平成元年)4月以前は吸収線量の単位としてラド (rad) が用いられていた。1グレイ = 100ラドに相当する。

【Sv】シーベルト
シーベルトは放射線防護の分野で使われる、人体が吸収した放射線の影響度を数値化した単位である。表記は Sv である。
1989年(平成元年)4月以前はレム (rem) が使用された。1シーベルト = 100レムに相当する。

1シーベルト(1Sv) = 1000ミリシーベルト(1000mSv)

放射線の人体に対する影響は、被曝した体の部分などにより異なる。下記の表ではエックセ線撮影、エックス線CT以外は全身に対するものである。
数値は調査年代(検査装置の性能)や報告(調査対象となった医療機関による使用方法)によってばらつきがあるため、目安である。

放射線量と人体への影響
4000 mSv 半数の人が死亡(人体局所の被曝:脱毛・永久不妊・白内障など)
1000 mSv 急性放射線障害(吐き気・嘔吐・水晶体混濁)
500 mSv リンパ球の減少(一度にまとめて受けた場合)
400 mSv 福島第一原発3号機付近で観測された(15日午前)
250 mSv 白血球の減少(一度にまとめて受けた場合)
100 mSv 直ちに健康に影響はないが、将来がんになる危険性が0.5パーセント高まる
50   mSv 放射線業務従事者が1年間にさらされてよい放射線の限度。
7〜20 mSv エックス線CTによる撮影
100 mSv 放射線業務従事者が1回の緊急作業でさらされてよい放射線の限度
2.4 mSv 一年間に受ける自然放射線/世界平均(年間2.4 mSv)
1.5 mSv 一年間に受ける自然放射線/日本平均(年間1.5 mSv)
1.0 mSv 一年間に受ける一般公衆の人口放射線限度
0.19 mSv 東京 〜 ニューヨーク間の飛行機往復(高度による宇宙線の増加)
0.1〜0.3 mSv 胸部のエックス線撮影(集団検診)
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放射線の被曝

被曝(ひばく)とは、人体が放射線にさらされることをいう。被曝したときの放射線の量は線量当量(または単に線量)で表す。
線量当量の単位はシーベルト、Sv。

人体についての被曝は、放射線源が体外にあって人体表面から直接に放射線を照射されて(直接線によって)被曝する外部被曝と、経口摂取した放射性物質などで人体内部から被曝する内部被曝に大きく分類することができる。また、天然に存在する放射線源からも人体は被曝しており、この観点からは特に自然被曝と呼ばれる。

体内に取り込まれた放射性物質は、それ自身の放射物理学的に原子核崩壊して減っていくのとは別に、生物学的な作用により、排泄されるなどして体外に排出されることで減っていく。いずれのメカニズムも、体内にあるその物質の量に対し一定の割合が 減少していくので、その減り方は指数関数的であり、一定の時間ごとに半分に減っていく

ある程度多量な放射線を浴びたときには皮膚・粘膜障害や骨髄抑制(造血細胞が減少し白血球や赤血球が減少すること)、脊髄障害は必発であり、また莫大な放射線を浴びた場合には死に至る。これらの障害は、それぞれどの程度の被曝量から生じるかの閾値がだいたい決まっており、その値よりかなり低いならば、まず起きる可能性を考えなくてよい類のものである。こうした性質を持つ放射線障害は、総称して確定的影響と呼ぶ。

放射線関連語句:
放射能 / 放射線 / 放射性物質 / 宇宙線 / シーベルト / レム / 原爆症 / 原子力事故 / 劣化ウラン弾 / 白血病 / 核兵器 / 放射線兵器 / 核実験 / 第五福竜丸 / 急性放射線症

=掲載のテキスト=
出典:ウイキペディア(Wikipedia)
著者:空欄   掲載サイト(被曝の項目)
掲載のテキストはクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンス
の下で利用可能です。最終更新 2011年3月18日 (金) 10:38