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ホンダ ジェット ( Honda Jet ) 見事初飛行に成功!

小型ジェット機・ホンダジェットが見事初飛行に成功! 故・本田宗一郎氏の夢が飛翔する。。。
HondaJet(ホンダジェット)は、本田技研工業が開発したビジネスジェット機である。エンジンも自社で開発したものを使用しており、これは世界的にも珍しい。 = 2010年12月20日 お披露目飛行 Farst Flight 映像 =
小型ジェット機・ホンダジェット ( Honda Jet )
ホンダジェット 初飛行の勇姿=2010年12月20日=
ホンダジェット 機内の様子
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■ビジネスジェット / Honda Jet ( ホンダジェット )

HondaJet(ホンダジェット)は、本田技研工業(以下ホンダ)が開発したビジネスジェット機である。エンジンも自社で開発したものを使用しており、これは世界的にも珍しい。

■ 開発経緯

ホンダのオートバイのエンブレムであるウイングマークは、創業者の本田宗一郎が抱いていた、「いつかは空へ羽ばたきたい」という願いを込めて採用されたものである。それほど宗一郎の空への憧れが強かったことから、ホンダの航空機事業への参入は当然の成り行きといえる。

ホンダは、1962年(昭和37年)に本田宗一郎が航空機事業への参入を宣言し、1986年(昭和61年)から和光基礎技術研究センターが開設されてからは本格的に航空機研究を開始する。1989年(平成元年)にはアメリカ合衆国ミシシッピ州立大学ラスペット飛行研究所と提携、技術を固めてきた。初めて開発された小型実験機MH02は、1993年(平成5年)に他社製エンジンを搭載しての飛行に成功している。

ホンダは、その後、エンジンを含めすべて自社製のビジネスジェット機 HondaJet を開発した。HondaJet(国籍・登録記号: N420HA)は、2003年(平成15年)12月にアメリカ合衆国ノースカロライナ州グリーンズボロのピードモント・トライアド国際空港にて初飛行を行い、同月16日に一般発表された。初飛行の正確な日時は発表されていない。

なお、量産機については、2009年初旬に初飛行、2010年末にデリバリー開始を予定していたが、当初の予定より開発は遅延している。量産型認定用機体のフライトは、2010年12月20日にピードモント・トライアド国際空港での初飛行に成功。2011年前半に機体生産工場を完成させ、2012年8月にデリバリー開始を予定している。

■ 機 体

HondaJet の外観上の最大の特徴は、主翼上面にエンジンを取り付けたその奇抜なスタイルにある。ビジネスジェット機のエンジンは胴体後部に取り付けられるのが一般的だが、HondaJetではそれを翼上面に配置した。これにより従来は胴体側に必要だったエンジン支持構造が必要なくなったため胴体内のスペースが30%以上も拡大し、燃料配管系統の単純化/安全性向上が実現され、乗り心地の改善も可能となった。また、胴体後部両舷にエンジンを取り付ける場合に比べ空気抵抗が小さくなるという利点もある。ただし客室への騒音の伝播量が増大する懸念があり、客席の窓からの視界が制限される。

また、HondaJetは燃費にも気を配っている。前述の翼上面にエンジンを取り付ける構造は高速飛行時の造波抗力低減にも効果があるという。主翼全体は滑らかな加工が可能となるアルミニウム合金の削りだし加工で製造され、翼形状も独自開発した空気抵抗が軽減される翼型とするなど、形状による空気抵抗の低減を行なっている。加えて低燃費のターボファンエンジンを搭載することによって、従来機に比べ燃費が約95%向上した。

■ 主 翼

平面形は浅い後退角のついたテーパー翼であり、翼型には実験用に改修したT-33を用いて試験し、特許を取得したSMH-1という自然層流翼型を採用し、抗力軽減に寄与している。後縁にはフラップとエルロンを備え、翼端にはウィングレットを持つ。フラップは離陸時に15.7度、着陸時に50度まで下がる。前縁は固定式である。主翼はアルミニウム合金製であり、3本のスパー(桁)と片翼あたり8-10枚程度のリブとスキンからなる。胴体近くには上面にエンジン用マウントが、下面には主脚の取り付け基部がある。フラップは付け根付近からスパン(翼幅)の6割ほど伸び、主翼とは3カ所で繋がれている。フラップより先にはエルロンがつく。左右の主翼は中央翼と結合される。さらにこれらがフェアリングで覆われる。両翼端付近の前縁には航法灯とストロボ・ライトを備える。

■ 尾 翼

垂直尾翼の頂上付近に水平尾翼が付くT型配置で、それぞれ浅い後退角がついている。垂直尾翼は固定の安定板と後縁のラダーからなり、ラダー後部にはタブがある。垂直安定板の基部が前方へ伸ばされ胴体上面につながったドーサルフィンとなっている。垂直安定板の上端には赤色の衝突防止灯(アンチ(タイ)コリジョン・ライト)がある。水平尾翼は左右分割式で、固定の安定板と後縁のエレベーターからなり、左右エレベーター後部にはトリムタブがある。エレベーター端は前方にせり出したホーン・バランスになっている。

■ 胴 体

胴体は全面的に複合材料で製作され、ハニカムサンドイッチも用いられている。中央翼を介して主翼と結合される。前方に突き出た機首、切り上がった尾部など基本的には他のVLJ(Very Light Jets, 小型ビジネスジェット)と似ているが、他機のようにエンジンを胴体後部でなく主翼上にマウントするため、取りつけ部付近の補強が不要で、その分空間を広く使える点を売りにしている。

■ 機 首

風洞試験結果から、少なくとも一部は層流を維持し抗力減少に寄与しているという。初期の試験飛行時には、ピトー管があったと思われる機首先端から伸びた長大なブームを備えていた。

■ 窓とドア

コクピットのウィンドシールド(風防)は正面2枚、側面1枚ずつの型4枚からなる。客室の窓は角を丸くした(アールの付いた)縦長の長方形で、左右各3枚ずつの計6枚。ドアはコクピット後方左側面に1枚だけある。

■ 降着装置

前脚(ノーズギア)に1本、主脚(メインギア)に2本の脚柱を持つ前輪式の降着装置(ランディングギア)を備え、車輪は各々1輪ずつである。前脚のホイールは両側からフォークで挟まれる形式であり、主脚はF/A-18などに似たトレーリング・アーム式で、地上との余裕(クリアランス)は小さい。脚上げ(ギアアップ)時には内側向に畳まれ収納される。各脚のドア付近にはランディングライトが装備されており、脚下げ時に点灯することができる。

■ エンジン

エンジンは、ホンダ社が独自開発した小型のターボファンエンジン HF118を基本にGEホンダ・エアロエンジン社が開発・製造したHF120を搭載する。騒音基準と排気ガスに関する環境基準については、ICAOのチャプター4をクリアする。TBO(Time Between Overhaul, オーバーホール間隔)は5,000時間と長めに設定されている。エンジンまで自社製なのは世界的にも珍しい。離陸時推力は定格9.12kNであるが、HondaJetでは8.36kNに減格して使用される。

■ 配 置

胴体寄りの主翼上面に、パイロン(マウント)を介して数十cmのクリアランスをとって配置されている。パイロンには後退角が付けられ、後部は内側(胴体側)に曲げられた独特の形状となっている。

■ エンジン仕様

構成: ファンと低圧圧縮機と低圧タービン、高圧圧縮機と高圧タービンがそれぞれシャフトによって結合される2スプール(2軸式)で、段の構成は、ファン1段・低圧軸流式圧縮機2段・高圧遠心式圧縮機1段・高圧タービン1段・低圧タービン2段となっている。

■ 公式発表による性能と諸元は次の通り

離陸推力: 757 kgf / 離陸推力時の燃料消費率 (TSFC): 0.49 kg/hr/kgf / 巡航推力: 191 kgf / 巡航推力時の燃料消費率 (TSFC): 0.75 kg/hr/kgf(0.7lb/hr/lb st)/ 乾燥重量: 178 kg / バイパス比 (BPR): 2.9 / ファン直径: 441 mm / 全長: 1,384 mm (1,118mm:センターボディを除く)

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=掲載のテキスト=
出典:ウイキペディア(Wikipedia)
著者:空欄   掲載サイト
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の下で利用可能です。最終更新 2011年3月30日 (水) 12:54