動画でお散歩/山形県の祭り/1月〜6月

開催予定日 | 各地のお祭り情報 = 山形県 = | 詳細情報 | YouTube |
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1月中旬 | 日本海寒鱈まつり (鶴岡市本町鶴岡銀座通り) |
銀座商店街 振興組合 |
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2月初旬 | 王祇祭 黒川能 (山形県鶴岡市黒川春日神社) |
黒川能 web |
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2月初旬 | 蔵王樹氷まつり (山形県山形市蔵王温泉) |
蔵王索道 協会 |
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2月上旬 | カセ鳥 (山形県上山市元城内) |
上山市 HP |
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2月上旬 | 上杉雪灯篭まつり (山形県米沢市丸の内) Ver.5 |
灯篭まつり web |
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2月中旬 | 尾花沢雪まつり (山形県尾花沢市若葉町) |
尾花沢市 観光情報 |
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2月中旬 | 黒森歌舞伎 (山形県酒田市黒森日枝神社) |
黒森歌舞伎 web |
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4月初旬 | 天童桜まつり 人間将棋 (山形県天童市) |
天童市 観光情報 |
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4月上旬 | 酒田日和山桜まつり (山形県酒田市日和山公園) |
酒田市 観光案内 |
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4月中旬 | 小岩川の御輿押し (山形県鶴岡市小岩川住吉神社) Ver.10 |
鶴岡市 観光連盟 |
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4月中旬 | 霞城観桜会 (山形県山形市霞城公園) |
山形市 観光協会 |
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4月中旬 | 伊佐沢の久保桜 (山形県長井市上伊佐沢蜂屋敷) |
長井市 観光協会 |
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4月中旬 | 鶴岡桜まつり (山形県鶴岡市馬場町) |
鶴岡市 観光連盟 |
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4月下旬 | 真室川梅まつり (山形県真室川町真室川公園) |
真室川町 HP |
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4月下旬 | 米沢上杉まつり (山形県米沢市丸の内) Ver.15 |
上杉まつり web |
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4月下旬 | 新庄カド焼きまつり (山形県新庄市堀端町最上公園) |
新庄市 観光web |
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5月上旬 | 寒河江つつじまつり (山形県寒河江市寒河江公園つつじ園) |
寒河江市 商工会 |
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5月上旬 | 薬師まつり植木市 (山形県山形市国分寺薬師堂) |
山形市 観光協会 |
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5月上旬 | 白つつじまつり (山形県長井市白つつじ公園) |
長井市 観光協会 |
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5月中旬 | 酒田まつり (山形県酒田市) Ver.20 |
酒田市 観光案内 |
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5月下旬 | ながい黒獅子まつり (山形県長井市) |
長井市 観光協会 |
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5月下旬 | 鶴岡天神祭 化けものまつり (山形県鶴岡市) |
鶴岡市 観光連盟 |
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6月初旬 | 大山犬祭り (山形県鶴岡市大山) |
大山 観光協会 |
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6月上旬 | 長井あやめまつり (山形県長井市横町あやめ公園) |
長井市 観光協会 |
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山形県の主な祭り
◆ アマハゲ
アマハゲは、山形県飽海郡遊佐町吹浦の浦通り地区(女鹿、滝ノ浦、鳥崎)に伝わる小正月の伝統行事であり、遊佐の小正月行事という名称で重要無形民俗文化財に指定されている。
現在は毎年1月1日に滝ノ浦、1月3日に女鹿、1月6日に烏崎の各集落で行われる。秋田県男鹿半島のなまはげによく似た民俗行事で、鬼の面をかぶったアマハゲが勤労を奨める。
ちなみに「アマハゲ」とは、米の増産と体制への服従を強いる為に武器を持って当時の農民各戸を訪問した役人のような立場の人間を表現しているとされている。
◆ カセドリ
山形県上山市で毎年2月11日に開催される旧暦小正月の祭事。名称は「稼ぎ鳥」または「火勢鳥」に由来しており、商売繁盛や火伏せを祈願するための行事とされている。
祭りが始まると、数人の若者たちが「ケンダイ」とよばれる藁蓑を身にまとい、からかさ小僧にも似た妖怪「カセ鳥」に扮し、上山城前の焚き火を囲み「カッカッカーのカッカッカー」と歌いながら踊り回る。町の住民たちは踊っているカセ鳥たち目掛け、冷水を勢いよく浴びせる。真冬の北国で冷水を浴び、ときにはその水が凍りつくこともあるという過酷な状態の中、カセ鳥はなおも踊り続け、町へ降りてさらに踊り続ける。踊り終えたカセ鳥たちは、住民たちから酒や祝儀を振舞われる。頭に手拭をくくりつけられることもあるが、これは商売繁盛の呪い(まじない)とされる。また水をかけられるのは、水商売の繁盛を祈る意味もあるといわれる。
上山地方では寛永年間からこの祭りが行われており、1896年(明治29年)以降は途絶えていたものの、上山市でこの行事を復活させようと活動が始まり、1959年(昭和34年)に再現され、1986年(昭和61年)にはカセ鳥保存会が結成され、後に至っている。
また、かつては上山市だけではなく、日本全国で小正月に蓑をかぶった者が人家を訪ね、このように「カッカッカ」と鳴いて祝儀をもらうという風習があったといい、秋田県の民俗行事として知られる「なまはげ」など、類似性の見られる行事も多い。祭日に異形の姿を纏った者が現れるという点で、カトリックの伝統行事であるハロウィンと共通しているとの指摘もある。
◆ 熊野神社の稚児舞
熊野神社の稚児舞(くまのじんじゃのちごまい)は、山形県南陽市の宮内熊野大社で、毎年7月の例祭に奉納される稚児舞。南陽市の無形民俗文化財に指定されている。
振鉾式、拝舞、三代舞、眺望楽、太平楽、蛇取舞、山姥の7番で構成され、振鉾式と山姥のみ大人が舞い、あとは稚児が舞う。
◆ 酒田祭
酒田祭(さかたまつり)は、山形県酒田市内にある日枝神社の祭り。毎年5月19日から21日までの3日間酒田市中心部を会場にして行われる。
江戸時代から続く祭りで、古くは山王祭と呼ばれたほか、明治末の電線設置までは非常に背の高い山車が練り歩くことで有名であった。1976年酒田市に大火が起こり、その後の復興を機に名称を酒田祭に改めている。
シンボルにもなっている巨大な獅子頭と山車が、市内中心部を練り歩く。
◆ 塩野毘沙門堂祭礼
塩野毘沙門堂祭礼(しおのびしゃもんどうさいれい)又は、福徳毘沙門天祭礼とは、山形県米沢市塩井町塩野に鎮座する塩野毘沙門堂の秋祭りのことである。
お堂の下に古い井戸を持つ塩野毘沙門堂において、この地区の人々が毎年豊作祈願として行う村祭りの一つである。
祭りは毎年8月の17、18日に塩井地区の人々が集まって行われ、神輿渡行を中心とした祭事が主で、17日の夕方から夜にかけて町内を練り歩き、午後8時30分頃に毘沙門堂境内に神輿が戻ってきて、境内を所狭しと暴れまわる。暴れ神輿が最大の見せ場となっている。普段は静かな境内もこの日ばかりは提灯が燈され、出店屋台が建ち並ぶ夏祭りである。
◆ 新庄まつり
新庄まつり(しんじょうまつり)は山形県新庄市で開催される祭である。
期間:8月24日〜26日(2006年は250周年を記念して27日も開催) ・会場:新庄市内、最上公園 ・内容:宵祭、本祭、後祭の3つからなる。
「東北三大山車祭」の一つであり、東北の夏祭りのフィナーレを飾る祭りでもある。毎年40万人を越える人出があり、近年は、山形新幹線の開通で遠方からの観光客が増えている。
山車(やたい)を町衆が作り、囃子を近隣の在郷衆(ざいごしゅう。農村部の住民)が行い、それぞれのグループを「若連」「囃子若連」と称する。山車は、歌舞伎や御伽話を再現したものであり、囃子は、基本的に「寄せ笛」「宿渡り(すくわたり)」と「羯鼓(かっこ)」「二上がり」の4曲。一般的に演奏されるのは「宿渡り(すくわたり)」と「羯鼓(かっこ)」である。
◆ 花笠まつり
花笠まつり(はながさまつり)は、スゲ笠に赤い花飾りをつけた花笠を手にし、「花笠音頭」にあわせて街を踊り練りあるく日本の祭である。山形県内など数か所で開催されているが、例年8月に山形市で行なわれる「山形花笠まつり」が広く知られている。東北三大祭りに「山形花笠まつり」を加えた4つの祭りを東北四大祭りと呼ぶこともある。
◆ 薬師祭植木市
薬師祭植木市(やくしまつり うえきいち)とは、熊本市・大阪市の植木市と並び日本三大植木市の1つと呼ばれている山形県山形市恒例の祭である。
400年以上、つまり江戸時代ごろからのの歴史をもつ植木市は、山形城主の最上義光が大火で焼失した城下に緑を取り戻そうと住民に呼びかけたのが始まりと言われている。さらにこの時期は樹木に移植に良い時期であり、近代に入って山形市の発展と同時に交通の便も良くなり、規模が大きくなった。
薬師祭植木市実行委員会が主催する植木市は薬師公園と周辺約3キロの通りに植木や縁日など約500店が出店する。 その他にも護摩祈祷や大般若転読会、花まつりなどが行われる。
この時は多くの家族連れや学校帰りの高校生中学生、カップルなどで賑わいを見せる。
◆ やや祭り
やや祭り(ややまつり)は、山形県東田川郡庄内町千河原(ちがわら)地区に伝わる裸祭り。地区の八幡神社で行われる。 地区の少年たちが、上半身は裸、下半身にケンダイと呼ばれる腰蓑をつけた姿で参加する。
むかし、第十五代応神天皇の皇子である大山守命(オオヤマモリノミコト)が謀反にあい、現在の千河原に逃れたという。村では草分け弥左ェ門の産部屋に身を隠していた。 大山守命は、身重の妊婦が自身の苦しみも忘れてかくまってくれたことに感謝し、「私はたとえ死んだとしても、神となってあなたの身を守ろう。また、世の女の安産を祈ってやろう。もし難産の場合は私の名を唱えよ。必ず助けてつかわそう」と言った。 この話から、千河原の八幡神社は安産と子孫繁栄の神様を奉る神社となった。
その八幡神社において、村の若者が子孫不足解消のためにみそぎを奉納し、お百度を踏んで子孫繁栄を祈ったのがやや祭りの起こりとされている。戦時中には中断されたが、戦後になって祭りは復興し、主役が少年たちに移っていった。
やや祭りは千河原地区にある八幡神社の歳越祭りであり、もともと1月16日に行われていた。それが参加者への配慮から祝日である1月15日(成人の日)に代わり、さらにハッピーマンデー制度施行の2000年からは、「1月15日に近い日曜日」に行われるようになった。
=掲載のテキストについて=
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
著者: 記載無し 最終更新 2009年2月16日 (月) 13:15 掲載サイト
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