動画でお散歩。。。安田のシヌグ
動画でお散歩。。。安田のシヌグ


沖縄県 / 安田のシヌグ


■ 沖縄県 / 安田のシヌグ
【開催日時】 2012年8月18日(土) 18:00 〜
【開催場所】 安田公民館(沖縄県国頭郡国頭村安田)
■1975年の沖縄海洋博覧会にて出演し、1978年に国の重要無形文化財に指定された安田のシヌグは、毎年旧暦7月の初亥の日に行われる無病息災や豊猟、豊漁、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する国頭村安田の伝統な祭祀です。
大シヌグ(うふしぬぐ)とシヌグ小(しぬぐんくゎー)が1年おきに交互に行われます。
大シヌグの主要な行事の山ヌブイは、男達が三カ所の山には入り山にある植物を身にまとい神となって集落に降りてきて、集落の豊年や女性・子供達の無病息災を祈願します。
女性が行うウシンデークは、ある種の神踊りとも言えるものです。拝み手が踊りの随所にちりばめられ、きわめて古典的な歌と舞踊形式で構成されています。
■シヌグは沖繩本島の北部とその周辺離島一帯に伝承されている祭りで、祓いや山の神・海の神信仰に沖繩らしさを見せ、そこで演じられる舞踊の手に沖繩舞踊の原形がみとめられるなど芸能史的評価が高い。シヌグの語義についてはそこでの舞踊と関係があるらしいが今のところ詳らかにされていない。当安田部落のものはその代表である。
祭り当日の正午すぎ、部落の男達が近くの山へ登り、つる草や木の葉で頭飾りなどをし、やがて太鼓を打ちつつ下山し、部落で出迎えた女性達を木の枝で打ち祓うなどする。その後浜へ向かい、そこで山と海を拝み、海に入って身につけた一切を捨てる。夕方から夜にかけ神アサギの庭で「田の草取り」「ヤーハリコー」という船の進水式を模しての豊穣予祝の演技、「ウシデーク」という婦人達による円陣舞踊が夜遅くまで続けられる。
■ 伝統行事「シヌグ」
国の重要無形民俗文化財で五穀豊穣(ほうじょう)を祈る国頭村安田の伝統行事「シヌグ」は、同村安田公民館内の「アサギマー(拝所広場)」で開催。猟や漁を模した行事や、女性が歌い踊る「ウシンデーク」が行われ、神に無病息災や豊漁を祈る。
シヌグは、国の重要無形民俗文化財(1978年指定)で、旧暦7月最初の亥(い)の日に当たる日に行われる。
山に入った男たちが神からセジ(霊力)を授かり1日神となって集落を清めるヤマヌブイのある「ウフ(大)シヌグ」と、集落内で豊作豊漁を祈願する「シヌグンクヮー(小)」が1年交代で行われる。
太陽が山に隠れて辺りが暗くなると、アサギマーの中央にかがり火がたかれ、荘厳な雰囲気が漂う中、ウシンデークが始まる。40人の踊り手はかがり火を囲んで輪になって、神に無病息災などを祈りながら14曲を歌い、舞う。
訪れた人は豊かな自然に囲まれた安田の宴(うたげ)を楽しみ、時折響くヤンバルクイナの鳴き声を聞きながら、集落のにぎやかな夜を過ごす。
◇ A Related Words :
安田のシヌグ 2012/国頭村安田 あだ/安田のしぬぐ
