動画でお散歩。。。出水麓まつり
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鹿児島県 / 出水麓まつり


■ 出水麓まつり
【開催日時】 2012年11月4日 (日) (第12回出水麓まつり)
【開催場所】 出水小学校前広場(鹿児島県出水市出水麓)
出水の偉人「山田昌巌翁」の道徳を偲ぶイベント。 出水兵児の鍛錬制度の再現や県無形族文化財「種子島楽」の披露など見どころ満載です。
麓にある素晴らしい門構えの「竹添邸」は、NHK大河ドラマ「天璋院 篤姫」の幼少の頃を過ごし家と言う設定で、撮影の現場となりました。
当時の撮影の模様が、写真パネルにして展示されています。
居間の囲炉の横には、床下から外に出られる様に造られた隠し口があったり、興味深いものです。
出水麓は、薩摩藩時代に肥後との国境に置かれた最大級の外城であった出水城山の麓に位置していました。
「兒請」(ちごもうし)、「武者行列」、「種子島流火縄銃試射」、「郷土芸能」など武家屋敷にちなんだ祭りで、特産品の販売もあります。
■ 出水麓とは
江戸時代、薩摩藩では鹿児島城を本城とし地方行政組織として百余の外城(郷村)を各地に設けた。外城の中心には麓(府元)を設け家臣を住まわせ外城経営にあたらせた。
出水麓は島津領113の外城のうち最古・最大の外城の中心地として1600年頃から武家集団の移住を伴う大規模な整備が図られ、地頭が執務にあたった「地頭館」や島津氏の宿泊所であった「御仮屋」と一体となった「麓」が出現した。
現在まで続く出水麓の構成は、初代地頭本田正親・二代椛山久高・三代山田昌巖の治世下にほぼ完成したと考えられている。この時期までに亀ケ城北山麓の起伏の多い土地に道路を堀り込み、石垣を築いて屋敷区画を整地し、陣地を兼ねた住宅地を造成して、各地から移動してきた武士が居を構えたのである。
本保存地区は武家地である高屋敷と向江、その間に野町を包み込み城下町の体を示している出水麓のうち高屋敷を保存地区としており、麓の典型的な遺例の一つで、道路に沿って連なる石垣と生垣からなる景観も優れ、旧観をよく伝えるものとして価値が高い。
重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
出水市出水麓伝統的建造物群保存地区(平成7年5月1日制定)
◇ A Related Words :
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