動画でお散歩。。。ローヤルゼリー (Royal Jelly)
動画でお散歩。。。ローヤルゼリー (Royal Jelly)



不老長寿 神秘の栄養食 ローヤルゼリー
ローヤルゼリー ( Royal Jelly ) とは
ローヤルゼリー あるいはロイヤルゼリーは、
若いミツバチ ( 働き蜂 ) の、上顎と下顎の咽頭腺から分泌される乳白色のクリーム状の物質で、日本語では、「王乳」 とも称される。
ハチミツと同じく蜂の巣から採取されるが、ハチミツとはまったく異なるもので、発酵食品のような独特な酸味と香りを有する食品である。
これは、女王蜂となる幼虫や、成虫となった女王蜂、一部は若齢幼虫の働き蜂にも食物として給餌される。
特に、働き蜂の40倍も長生きする女王蜂の生涯において、唯一のエネルギー源でもあり、女王蜂の特別食 である。
現在の日本においては「プロポリス」同様、健康食品として販売されている。
日本では「ローヤルゼリーの表示に関する公正競争規約」(昭和54年9月25日公正取引委員会告示第27号)によって、生ローヤルゼリー、乾燥ローヤルゼリー、調製ローヤルゼリー に分類されており、それぞれの表示について種類ごとに性状や組成などに応じた厳しい基準が設けられています。
生ローヤルゼリー
みつばちが女王蜂を育成するため、その咽頭腺等を通じて王台中に分泌したものであって、移虫後72時間以内に採取したもの。
乾燥ローヤルゼリー
生ローヤルゼリーを凍結乾燥その他の方法により乾燥処理したもの。
調製ローヤルゼリー
生ローヤルゼリー又は乾燥ローヤルゼリーに乳糖、はちみつ等の調整剤、添加物等を使用し、調製(錠剤、カプセルそのた剤型品の調製は、品質保全のため必要な場合に限る)したものであって、使用した生ローヤルゼリーの重量が全重量の6分の1以上のもの。
※ 例 : はちみつ入りの液状タイプ ・ ソフトカプセルタイプ ・ 糖衣粒タイプ ・ 顆粒タイプ など
ハチミツと人との関わりの歴史は古く、紀元前321年頃から知られていた。古代ピラミットの壁画などにもミツバチとの関わりが描かれている。
ローヤルゼリーの効能効果が注目されたのは1954年のことで、当時のローマ教皇 ・ ピウス12世が危篤に陥り、ローヤルゼリーで驚くべき回復ぶりを示した事により世界養蜂家会議の席で体験発表された。これをきっかけにローヤルゼリーの効能効果は全世界で認知された。
ローヤルゼリーは蜂蜜とは比較にならないほど多くのビタミン類、ミネラル、アミノ酸が含まれている。
高タンパクで様々な栄養素が豊富な「奇跡の霊薬」「不思議な薬」「魔法の液」 と称されブームとなった。日本でも昭和30年代から多くの方々に愛用されている。

(社)全国ローヤルゼリー
公正取引協議会 公正マーク
選び方と注意点
下記事項の記載が表示されているか
1.種類別名称
2.原材料名
3.内容量
4.賞味期限
5.保存方法
6.原産国名
7.事業者の氏名住所
重要なチェック項目
(1) 完全無添加ローヤルゼリーであること
(2) 早期採取法(48時間採乳)であること
(3) 冷凍真空乾燥法を用いていること
(4) チュアブルタイプで舌下吸収できること
(5) 一回分の個別でアルミ包装であること
これが本物のローヤルゼリーの条件!


蛋白質 36 〜 42 g |
人体を構成する重要な栄養素 水分を除くとおよそ半分が蛋白質必須アミノ酸ほか アピシン ・ ロイヤリシン ・ γ-アミノ酪酸など、20種のアミノ酸が含まれます。 |
炭水化物 33 〜 39 g |
脳エネルギーとして活用される大事な栄養素 フルクトース ・ グルコース ・ スクロース |
アセチルコリン ビタミン |
アセチルコリンはローヤルゼリーの中に大量に含まれている栄養素です。 神経伝達物質として、なくてはならないビタミンB群が豊富で、体内器官の調和 した発育、均衡をとる上で重要な栄養素です。 自律神経失調症や認知症の防止・予防に役立つものと大きく期待されている物質です。 |
脂肪酸 10 〜 15 g |
10- ヒドロキシデセン酸:ローヤルゼリーに特有の脂肪酸です。 品質規格基準成分としても重要殺菌力、制癌性などが確認されています。 |
ミネラル 3 g | 細胞の新陳代謝を全般的に調整する多くの作用に重要 鉄 ・ 亜鉛 ・ 銅 ・ マグネシウム ・ カルシウム ・ カリウム ・ マンガン ・ ナトリウム など |
類パロチン | 人間の唾液腺から分泌されるパロチンという成長ホルモンに似た物質です。 筋肉 ・ 内臓 ・ 骨 ・ 歯 などの成長発育、皮膚(真皮)の機能を維持する働きがあります。 老化防止作用 |
核 酸 | RNA ( アデノシン、イノシン、グアノシン、ウリジン ) |
ビオプテリン | 栄養素の吸収を促す作用を持つビオプテリン。
ノーベル賞学者プテナント博士が発見 した物質で、女王蜂への分化に関与しているともいわれている。 |
ローヤルゼリーとミツバチの社会
ローヤルゼリ−とは高級なハチミツのことと誤解されている人は少なくありません。
ローヤルゼリーは働き蜂の咽頭線という気管から分泌される乳白色の粘液のことをいいます。ハチミツとはまったく違ったものなのです。
ミツバチの世界は、女王蜂 ・ 働き蜂 ・ 雄蜂 と三つのタイプで構成されています。
雄蜂は無精卵から生まれてきます。この事実が発見された100年前は、学界に大きな波紋を巻き起こしました。
同じ受精卵から生まれる「女王蜂」と「働き蜂」、この区別を生じさせる、両者の分化を引き起こす要因に決定的な役割を 担っている のがロイヤルゼリーであることは間違いありません。
また、働き蜂の寿命はせいぜい1ケ月あまりであるのに対し、女王蜂の寿命は3年以上。平均すると40倍もの長生きをします。
このような長寿の原動力がローヤルゼリー なのです。
このような不思議な現象から、ローヤルゼリーが「奇跡の霊薬」「不思議な薬」「魔法の液」「女王蜂の神秘のパワー」「不老長寿 神秘の栄養食」 などと称される所以でしょう。
女王蜂には、絶えず働き蜂から口移しでローヤルゼリーが与えられます。 それによって、彼女の驚くべき産卵力は維持され、女王蜂は1昼夜に自身の体重に等しい量の約1500個の卵を産み続けます。これはミツバチの社会が冬ごもりに入る季節まで繰り返されるのです。
このようにミツバチの社会におけるローヤルゼリーの役割は決定的に重要もので、ローヤルゼリーなくしてミツバチの世界は成り立ちません。
この神秘的で驚異的な働きを人体に応用しない手はありません。
昆虫と人間は体の構造も生理も根本的に違います。
ローヤルゼリーが女王蜂の寿命を働き蜂の40倍も延ばしていることは間違いない事実です。だからといって直ちにこれが人間の寿命を延ばす効果があると断定するのは、あまりにも飛躍した暴論だ、という批判もあります。ミツバチに効いたものが人間に効くとは限りません。
ローヤルゼリーの神秘に対して科学的な分析と研究が行われています。
その結果、ビタミン群が非常に豊富である。
とりわけ成長ビタミンの一つであるパントテン酸の含有量が著しく多い ことが知られています。このビタミンは1953年にノーベル医学賞を獲得したリップマン博士の研究以来、急速に注目を集めているビタミンで、栄養失調児への有効性や老化防止に有効だというのも、このパテントン酸の豊富さからも十分うなずけることです。
その他にも含まれているB1 ・ B2 ・ B6 ・ ニコチン酸 ・ ビオチン ・ イノシット ・ 葉酸 など、総合ビタミン剤として非常に貴重なもの であることが分かります。
豊富な17種類にのぼるアミノ酸群にも注目がされています。
アルギニン ・ ヒスチジン ・ イソロイシン ・ リジン ・ メチオニン ・ フェニルアラニン ・ トリプトファン ・ パリン などの必須アミノ酸も含まれています。
メチオニンは肝臓強化剤として薬剤化され、グルタミン酸は、頭の良くなるアミノ酸として大脳生理学者たちから注目を浴びています。
また、10−ヒドロキシデセン酸 ・ プテリジン ・ ビオプテリン ・ クサントプテリン などの珍しい物質が析出され、10−ヒドロキシデセン酸には制癌作用があることが確認されています。
日本の科学陣によっては類パロチン・ガンマ - アミノ酪酸が発見されました。
いずれにしろ、ローヤルゼリーの中には人類に未知の物質がかなり含まれていることは疑いありません。
フランスなどでは、未知の物質を「R物質」と呼んでいますがRというのはローヤルゼリーの頭文字からとられたものです。
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出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
著者:空欄 掲載サイト
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最終更新 2011年5月10日 (火) 13:30
渡辺 孝著:ハチミツの百科
「ローヤルゼリーの表示に関する公正競争規約」
(昭和54年9月25日公正取引委員会告示第27号)第2条(1)の定義