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30番札所
  宝厳寺

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30番札所  巌金山 宝厳寺 (がんこんさん  ほうごんじ)

  • 所在地 滋賀県長浜市早崎町1664
  • 山号 巌金山(がんこんさん)
  • 宗派 真言宗豊山派
  • 本尊 弁才天
  • 創建年 伝・神亀元年(724年)
  • 開基 伝・行基、聖武天皇(勅願)
  • 札所等 西国三十三箇所30番
  • 日本三大弁才天
  • 文化財 唐門、法華経序品(国宝)観音堂、渡廊
    石造五重塔、絹本着色十六羅漢図ほか(重要文化財)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宝厳寺(ほうごんじ)は、滋賀県長浜市の竹生島(ちくぶしま)にある真言宗豊山派(ぶざんは)の寺院である。
山号を巌金山(がんこんさん)と称する。
本尊は弁才天(観音堂本尊は千手観音)、開基(創立者)は行基とされる。
西国三十三箇所観音霊場の第30番札所である。観音霊場であるとともに、弁才天信仰の聖地でもあり、日本三大弁才天の1つにも数えられている(他の2つは厳島神社と江島神社とされている)。

琵琶湖の北端近くに浮かぶ竹生島(ちくぶしま)に位置する。
竹生島は周囲2キロメートル、面積0.14平方キロメートルほどの小島で、島の周囲は南東部にある船着き場を除いてほとんどが急な断崖になっている。
島には宝厳寺と都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)の他にはみやげ物店が数軒あるだけで、文字通り信仰の島である。
現在は宝厳寺と都久夫須麻神社という「寺」と「神社」に分かれているが、このように区別されるようになったのは、明治時代初期の神仏分離令以降のことであり、竹生島では平安時代から近世まで神仏習合の信仰が行われていた。
延喜式神名帳には、近江国浅井郡の社として都久夫須麻神社の名があり、祭神は浅井姫命(あざいひめのみこと)とされていた。
浅井姫命は、浅井氏の氏神とも言われ、湖水を支配する神とも言われるが、平安時代末期頃から、この神は仏教の弁才天(元来はインド起源の河神)と同一視されるようになったようである。
近世には宝厳寺は観音と弁才天の霊場として栄える一方で、都久夫須麻神社は宝厳寺と一体化し、寺と神社の区別はなくなっていた。

宝厳寺は奈良時代、聖武天皇の命により、僧・行基が開創したとされている。行基は出身地の河内国(大阪府南部)を中心に多くの寺を建て、架橋、治水灌漑などの社会事業にも尽くし、民衆の絶大な支持を得ていたとされる僧であり、近畿一円に行基開創を伝える寺院は多い。

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西国三十三ケ所霊場一覧
1番札所 : 青岸渡寺 12番札所 : 正法寺 23番札所 : 勝尾寺
2番札所 : 紀三井寺 13番札所 : 石山寺 24番札所 : 中山寺
3番札所 : 粉河寺 14番札所 : 園城寺 25番札所 : 清水寺
4番札所 : 施福寺 15番札所 : 観音寺 26番札所 : 一乗寺
5番札所 : 葛井寺 16番札所 : 清水寺 27番札所 : 圓教寺
6番札所 : 南法華寺 17番札所 : 六波羅蜜寺 28番札所 : 成相寺
7番札所 : 岡寺=龍蓋寺 18番札所 : 頂法寺 29番札所 : 松尾寺
8番札所 : 長谷寺 19番札所 : 行願寺 30番札所 : 宝厳寺
9番札所 : 興福寺 20番札所 : 善峯寺 31番札所 : 長命寺
10番札所 : 三室戸寺 21番札所 : 穴太寺 32番札所 : 観音正寺
11番札所 : 醍醐寺 22番札所 : 總持寺 33番札所 : 華厳寺

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著者:663highland  掲載サイト
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