動画でお散歩 / 戦前の歌謡曲 【 湖畔の宿 】 No.54

扇風機
蚊取りせんこう
猫
猫

 ♪ 湖畔の宿

作詞: 佐藤惣之助   作曲: 服部良一
歌唱: 高峰三枝子

(一)
山の淋しい 湖に
ひとり来たのも 悲しい心
胸のいたみに 耐えかねて
きのうの夢と 焚きすてる
古い手紙の 薄けむり

【台詞】
あゝ あの山の姿も湖水の水も
静かに静かに黄昏れて行く
この静けさ この寂しさを抱きしめて
私はひとり旅を行く
誰も恨まず みな昨日の夢と諦めて
幼な児のような清らかな心を持ちたい
そして そして
静かにこの美しい自然を眺めていると
ただほろほろと涙がこぼれてくる

(二)
水にたそがれ せまる頃
岸の林を 静かに行けば
雲は流れて むらさきの
薄きすみれに ほろほろと
いつか涙の 陽がおちる

(三)
ランプ引き寄せ 故郷へ
書いてまた消す 湖畔の便り
旅の心の つれずれに
ひとり占う トランプの
青い女王(クイーン)の 淋しさよ

昭和15年(1940年)
昭和15年発表の、高峰三枝子の代表曲。
歌う銀幕スタア、高峰にとって初めて映画とは関係無しに出したヒットでした。
後に、「湖畔の宿」を題材に映画化の企画が松竹から出されたそうですが、高峰は「1曲ぐらいそういう(映画と無縁の)ヒット曲があっても」と辞退してそうです。なお裏面が伊藤久男の「高原の旅愁」でこちらも負けずにヒットしました。
軍部の検閲があったなんて。。。内容もわからずによく歌いました。
※コメント文は主に投稿文より引用(一部編集させていただきました)
戦前の歌謡曲