動画でお散歩 / 戦前の歌謡曲 【 小諸なる古城のほとり 】 No.55

扇風機
蚊取りせんこう
猫
黒猫

 ♪ 小諸なる古城のほとり

作詞: 島崎藤村  作曲: 弘田龍太郎

小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ

緑なす繁縷(はこべ)は萌えず
若草も籍(し)くによしなし
しろがねの衾(ふすま)の岡辺(おかべ)
日に溶けて淡雪流る

あたたかき光はあれど
野に満つる香(かおり)も知らず
浅くのみ春は霞みて
麦の色わずかに青し

旅人の群はいくつか
畠中の道を急ぎぬ
暮行けば浅間も見えず
歌哀し佐久の草笛歌哀し

千曲川いざよう波の
岸近き宿にのぼりつ
濁(にご)り酒濁れる飲みて
草枕しばし慰む

大正14年(1925年)
本名の増永丈夫では、バリトンの声楽家である藤山一郎の名唱。
島崎藤村の抒情詩と、弘田龍太郎の格調ある旋律をを豊な歌唱力で気品と品格をもって独唱します。
子供のとき音楽の授業でよく歌いました。
学徒勤労動員にて名古屋の工場に動員されました。十六歳の我々には望郷の念も出しがたく、よくこの歌を歌いました。六十五年も前のことです。。。
※コメント文は主に投稿文より引用(一部編集させていただきました)
戦前の歌謡曲