動画でお散歩 / 戦前の歌謡曲 【 戦 友 】 No.78

扇風機
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戦前の歌謡曲

 ♪ 戦  友

作詞: 真下飛泉  作曲: 三善和気
歌唱:

(一)
ここは御国を何百里
はなれて遠き満州の
赤い夕陽に照らされて
友は野末の石の下

(二)
思えば悲し昨日まで
真っ先駈けて突進し
敵をさんざん懲(こら)したる
勇士はここに眠れるか

(三)
ああ戦いの最中に
となりに居ったこの友の
にわかにはたと倒れしを
われは思わず駈け寄りて

(四)
軍律厳しき中なれど
これが見捨てて置かりょうか
「しっかりせよ」と抱き起こし
仮包帯も弾丸(たま)のなか

(五)
折からおこる突貫に
友はようよう顔あげて
「御国のためだかまわずに
後れてくれな」と目に涙

(六)
あとに心は残れども
残しちゃならぬこの身体
「それじゃ行くよ」と別れたが
永(なが)の別れとなったのか

(七)
戦いすんで日が暮れて
探しに戻る心では
どうぞ生きていてくれよ
物なと言えと願うたに

明治38年(1905年)
明治38年、日露戦争で作られた軍歌で、亡き戦友への鎮魂の曲という理由から、兵士たちの厭戦気を煽るものとして、太平洋戦争では軍部が歌を禁止したとも伝えられています。
父が感慨深げに見ていたテレビ番組の主題歌でした。
この歌は、涙無くして聴けない歌です。私は戦後生まれですが。。。この歌の詩を聴いていると胸が痛んで止みません。
大正生まれで、この戦に参戦せざるを得なかった亡父がよく唄っていました。泣けてくる。。。
ある日、会社から帰る途中この歌がうかび、歌いながら運転していましたら、涙が出て困ったことがありました。
※コメント文は主に投稿文より引用(一部編集させていただきました)