動画でお散歩 / 戦前の歌謡曲 【 旅の夜風 】 No.83

扇風機
蚊取りせんこう
猫
戦前の歌謡曲

 ♪ 旅の夜風

作詞: 西条八十  作曲: 万城目正
歌唱: 霧島昇 / ミス・コロムビア(松原操)

(一)
花も嵐も 踏み越えて
行くが男の 生きる道
泣いてくれるな
ほろほろ鳥よ
月の比叡を 独り行く

(二)
優しかの君 ただ独り
発たせまつりし 旅の空
可愛い子供は 女のいのち
何故に寂しい 子守歌

(三)
加茂の河原に 秋長(た)けて
肌に夜風が 沁みわたる
男柳が なに泣くものか
風に揺れるは 影ばかり

(四)
愛の山河 雲幾重
心ごころを 隔てても
待てば来る来る 愛染かつら
やがて芽をふく 春が来る

◆ 昭和14年 (1939年)
映画「愛染かつら」の主題曲です。 親世代の、唄の言い回しは凄いと思う、♪ 秋長けて(あきたけて)なんて、今の子じゃ、ピンと来ないかも。。。
松原操(ミス・コロムビア)は、人気スターで、デュエット相手の霧島昇は、輪をかけた人気歌手で、しかも美青年であった。
この歌の大ヒットにより、同行する時間も長くなり、その後も、「愛染夜曲」「愛染草子」「荒野の夜風」とヒットが続くと、二人が結ばれるのも無理からぬことであった。 それでも霧島昇はモテモテで、高峰三枝子らと浮名を流したが、松原操が長男を身ごもったのを機に結婚を迫り、夫婦となった。 霧島昇が死去したとき、松原操も病床にあったが、病を押して霧島の葬儀を執り行い、49日の法要を終えた5日後の、昭和59年6月19日、霧島の後を追うように他界した。
※コメント文は主に投稿文より引用(一部編集させていただきました)