動画でお散歩 / 戦前の歌謡曲 【 青い背広で 】 No.9

扇風機
蚊取りせんこう
猫

 ♪ 青い背広で

作詩:佐藤惣之助 作曲:古賀政男
歌唱:藤山一郎

(一)
青い背広で 心も軽く
まちへあの娘と 行こうじゃないか
紅(あか)い椿に ひとみも濡れる
若い僕らの 生命の春よ

(二)
お茶を飲んでも ニュースを見ても
純なあの娘は フランス人形
夢を見るよな 泣きたいような
長いまつげの 可愛い乙女

(三)
今夜言おうか 打明けようか
いっそこのまま 諦めましょか
甘い夜風が トロリと吹いて
月も青春 泣きたいこころ

(四)
駅で別れて ひとりになって
あとは僕らの 自由な天地
涙ぐみつつ 朗らにうたう
愛と恋との ひとよの愛か

昭和12年(1937年)
当時、藤山一郎が着ていたスーツが大変印象深いものであったことに、作詞家の佐藤惣之助がインスパイアを受けて書いたそうです。
吹き込みの際には、4番の「駅で別れて 一人になって」の、"なって"の歌い方で、作曲家の古賀政男と大いに揉めたとか。 結局そのときは古賀に譲歩し、古賀の主張した「なァ〜て」という歌い方で吹き込みましたが、その後は自説の「なって」と明瞭に聴こえる歌い方で最期まで通したそうです。
この映像は、藤山は数えで80歳、傘寿の時のものです。。。それでこの歌声なのですから全くもって恐れ入る次第です。
※コメント文は主に投稿文より引用(一部編集させていただきました)
戦前の歌謡曲