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動画でお散歩 / 志村けん【NO.4】 = 音楽コント =

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志村 けん / 「 8 時だョ ! 全員集合 」・ 「 ドリフ大爆笑 」 時代

東村山音頭 童謡の替え歌
「カラス、なぜ鳴くの、カラスの勝手でしょ」の元ネタは「七つの子」で、裏番組『欽ちゃんのドンとやってみよう!』内コーナー「レコード大作戦」の視聴者投稿作品でもあった。当初は少年少女合唱団のコーナーで披露されたが、好評を博したため、冒頭のコント内で披露された。劇の最中、突然カラスの操演物(可動式のぬいぐるみ)が登場し、「カー、カー!」と鳴き声を発するのを合図に歌われる(同時に観客の子供たちも声をそろえて歌う)。最後に志村が観客席に向かって、威張り口調で「ありがとうございました!」と言って締める。三船敏郎はこの歌が大好きであった。

「ぞうさん」の「かあさん」の部分を、当初は「ちんちん」に替えて歌っていたが、視聴者からの苦情が殺到し、2週ほどでやめさせられた。その後、「そうよ、短けりゃ、ブタなのよ」という歌詞に改められた。

「赤い靴、履いてたら脱げた」(「赤い靴」の替え歌)

※怒っちゃヤーヨ!
いかりやに対して反抗の意志を示すために、腕とあごを突き出してポーズをとる。「アイーン」はこの時のポーズが後に転じたもの。
※ディスコ婆ちゃん
1970年代のディスコソング風BGMに乗って激しく踊る。合間にしきりに「あーぁ」「ゲェッ!」「サンキューベイベー」と喚く。
※キョーデー・ナンデー
加藤茶とのコンビ。お互いを「キョーデー」(兄弟)・「ナンデー」(何だい)と呼び合い、『ヤン坊マー坊天気予報』の替え歌を歌い始める。「小さなものから」のところでお互いの股間を指し合うが、途中で2人ともいかりやにどつかれてオチがつく。
※ジャンケン決闘
「最初はグー」で始まるジャンケン。仲本工事とのペア。敗者には罰ゲーム(水や膨らむ風船などをズボンに入れられる、透明ケースを頭に被せ多量の粉(呼吸器への影響を考慮して喉の薬を使用〉を注入するなど)が待っている。 後に「最初はグー、またまたグー(または「お次はチョキ」)、いかりやチョー介、頭がパー、正義は勝つ!」になった。最後の「勝つ」の部分はグーを出す。なお、本人および加藤茶によると、「最初はグー」は、ジャンケンする人数が多すぎる場合にタイミングを合わせるべく、『全員集合』の現場で始まったという。これにより、ジャンケン掛け声の第一声に「最初はグー」と言うのが世間に広まったとされる。
※ヒゲダンス
加藤茶とのコンビ。エレキベースによる印象的な(『「ヒゲ」のテーマ』)は、ソウルの「DO ME」をたかしまあきひこがアレンジしたもの。たかしまによると、ソウル通の志村がテディ・ペンダーグラスの「DO ME」のレコードを持って来て「これと似たようなBGMできないかな?」と言ったという。ちなみに付けヒゲは、振付師兼ギャグアドバイザーだった藤村俊二のトランクから拝借したと、藤村本人が語っている。
※私ってダメな女ね
桜田淳子との夫婦コント。『全員集合』の後半戦で、桜田がゲスト出演するたび毎回のように披露された。何をやっても駄目な新妻・桜田を、夫・志村が事細かく叱りまくり、叱られるたびに桜田が「私って駄目な女ね。あなたの妻でいる資格なんかないわ」と泣き崩れる(切ないバイオリンの音色と共に照明が暗くなる)。そのたび、志村がなだめて桜田をおだて、(トランペットの軽やかなBGMと共に照明が明るいピンク色になり)明るい表情に一変した桜田が愛される幸せをかみしめる・・・というパターンを何度か繰り返す。(例:桜田「お帰りなさい、あなた。ご飯にする?それともお風呂にする?」志村「じゃ、お風呂」というと桜田がお風呂に水を入れておくのを忘れていた。あるいは、ご飯炊くの忘れていた等)。ところが、志村の背広のポケットから“おさわりバー・百恵”という文字の入ったマッチが出てきて(“百恵”は山口百恵のこと。桜田と同じ花の中三トリオで親友かつライバル)、逆に桜田が志村を徹底的に糾弾。志村が「私って駄目な男ね。あなたの夫でいる資格なんかないわ」と泣き崩れてオチがつく。 パターン踏襲スタイルの古典的なコントではあるものの、志村と桜田のキャラクターと演技力に加えて、BGMや照明などの舞台効果が高度に計算されており、何度見ても笑えると評判になった。
※お食事タイプライター
上記の夫婦コントの中などでも、たびたび行われていたギャグ。食事の前に「何かいい音楽ないの?」と志村が切り出し、相方がテープレコーダーのスイッチを入れると、ルロイ・アンダーソンの楽曲「タイプライター」が流れてくる。最初は普通に食べているが、余りのテンポの速さにせわしない食べ方になってしまい、「チーン、サッ」の音とともに、素早くカメラ目線をしては元に戻るという動作を繰り返す。最後には「やめろよ! 落ち着いて食事ができないじゃないか!」と志村が怒ってオチがつく。
※借金取り
加藤、女性ゲストとの三人で演じる時代劇コント。志村演じる病気の父と健気に看病する娘のもとへ、加藤演じる借金取りが現れて返済を迫る。加藤が「借金のカタに娘をもらってくぜ!」と言って強引に娘を連れ出そうとすると、志村が「加藤の旦那、それだけはご勘弁を!」と加藤を何度も壁に叩きつけたり、プロレス技をかけたりと散々痛めつけ、倒れた加藤が「おい、借金はいいからよ、医者呼んでくれ・・・」と音をあげてオチがつく。 『ドリフ大爆笑』ではこのパターンをテレビ画面に映し、その傍で女性が着替えや入浴で服を脱ぐごとに、志村と加藤がコントそっちのけで目移りしてしまうなどのメタ的な変化を加えた派生型のコントも存在する。
※バカ殿様
歌舞伎「一条大蔵譚」のパロディ。フジテレビでのシリーズが有名だが、1980年前後に『全員集合』で披露されたコントが原型と言われている。橋幸夫演じる立派な殿様の影武者として、いかにも愚者らしい白塗りの顔の志村が抜擢され、城内で大騒動が起こる・・・という内容だった。バカ殿に振り回される家老はいかりやが演じた。当時は黒澤明の映画『影武者』が話題になっており、橋幸夫も漫才コンビザ・ぼんちに物まねをされて再ブレイクしていた。
※志村、後ろ!
コント劇で志村の背後にお化けなどの恐ろしい存在が現れ、それに志村が気づいていない(という演技をしている)時、観客(主に子供)が叫ぶ言葉。志村が能動的に行うギャグではなく、観客の偶発的なリアクションだったが、同種のコントを披露するたび「志村、後ろ後ろ!」と客席から声が飛ぶようになり、番組中の一種の「お約束」になっていった。 後輩コメディアンいわく「舞台上の演技にタイミングを合わせて『後ろ、後ろ!』と声を掛けるのが難しく、プロのコメディアンであっても意識的に再現できる物ではない」という。 観客のリアクションに関して、志村は番組終了後の特番で「朝からリハーサルやってんだから言われなくてもわかってるんだよ」と述懐している。生放送中にも、観客席の子供に向かって「言われなくても分かってる!」と言い返していたことを、同特番で加藤茶に暴露された(真偽は不明)。
※お前、それはないだろう
地位が上のいかりやの横暴にじっと平伏しているが、途中でいきなり強気で反論し始める。現在で言う“逆ギレ”。相手を指差しながら殿様のように淡々と言うバージョンもある。
※勝手にシンドバット
沢田研二の「勝手にしやがれ」とピンク・レディーの「渚のシンドバッド」の音をコラージュし、音に合わせて両方の振り付けで踊るが、どんどん滅茶苦茶になっていく。後年に作成されたサザンオールスターズのデビュー曲「勝手にシンドバッド」はこれがヒントになっている。
※魅せられて
ジュディ・オングの「魅せられて」のパロディ。例の真っ白な衣装を着た志村にバックライトが当たり、ゴツゴツした体型がシルエットになって浮かび上がる。
※ジャイアント馬場のものまね
「オッポー!」(「アッパー」と「オッポー」の中間)と声を発しつつ、ギクシャクとしたスローモーな動きを真似る。アントニオ猪木のまねで「なんだ、この野郎!」と叫ぶこともあった。加藤と一緒に馬場と猪木のハリボテ面を被る場合もある。 宮崎美子・ピカピカに光って 宮崎美子が出演したミノルタカメラのCMのパロディ。CMソング(いまのキミはピカピカに光って)をBGMに服を脱ぎビキニ姿になり、腹の贅肉をつかんで「みやざきよしこー!」と一言。仲本や加藤が背景の木を持って補助。なお志村は宮崎の大ファンで、初対面の際には真っ赤になって照れまくり、一言も話せなくなってしまった。
※マダムヤーン
1982年にハウス食品から発売されたインスタントラーメン「楊夫人」(マダム・ヤン。現在絶版)のCMソングがモチーフ。若い女性アイドル歌手に「○○ちゃーん(アイドルの名前)、マダム・ヤーン♪」と歌いながら奇妙な手つきでからむ。
※ピッカピッカの一年生
1980年の小学館『小学一年生』のCMがモチーフ。加藤茶と並んで「俺達○○するかなぁ?」「分かりません」「ピッカピッカの、一年生、ビシッ!」とやりとり。
※アー・ミー・マー
  英語の一人称変格のI・MY・MEからとり、志村が好きなビートルズの曲「アイ・ミー・マイン」("I Me Mine")にヒントを得て変化させたもの。学校コントの英語授業で、いかりやが志村を指名して変格を言わせる際のお決まりとなっていた。以後、ユー・ユア・ヨー(YOU・YOUR・YOU)、ヒズ・ヒム・ヒー(HE・HIS・HIM)、シー・ハッ・ハー(SHE・HER・HER)と続き、シー・ハッ・ハーの時は一段と声を荒げ、おかしな顔をして笑いをとる。 「正しい英語教育の支障になる」として、「カラスの勝手でしょ」と共にPTAから槍玉に挙げられたが、居作昌果は著書『8時だョ!全員集合伝説』にて「日本に正しい英語教育そのものが存在していない」と反論している。 テレビ人形劇『飛べ!孫悟空』では、孫悟空の変身の際の呪文としても使われた。また、このギャグがエスカレートしたときの志村の振り付けが、後年変なおじさんの振り付けに転用されている。
※その他
「5秒前!、4、3、2、1」「デーン」「ビシッ!」(加藤茶とのペア、ノミ行為による出演自粛中にネタおろしされ、フリはいかりやが担当していた)

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出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
著者:空欄  掲載サイト
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最終更新 2010年12月22日 (水) 08:47